①試合時間

試合時間は80分。 ラグビーは前半40分、後半40分の合計40分試合を行います。選手が休憩をしたり、チームで作戦を立てるために使われる「ハーフタイム」は12分です。
②出場人数

出場人数は、15人制では1チーム15人で、両チーム合わせて30人です。登録人数はリザーブ8人を含め、1チーム23人です。
③各ポジション

大きく分けるとフォワード(FW)と呼ばれる前の8人と、バックス(BK)と呼ばれる後ろの7人に分けられます。フォワード8人はスクラムを組むメンバーです。 更にフォワード最前列で相手フォワードと組み合う3人を「フロントロー」、その後ろで支える2人を「セカンドロー」、スクラム最後列で押し込む3人を「サードロー」と呼びます。但し、現在の実際の配列は「前列3人/中列4人/後列1人」となりましたが、呼び名は上記のままです。また、バックスは「ハーフバックス」「スリークォーターバックス」「フルバック」と3つに分けられます。
①得点方法

ラグビーでは、トライ(5点)
コンバージョンキック(2点)
ペナルティゴール(3点)
ドロップゴール(3点)
などで得点します。
②ボールを前に投げてはいけない

「ボールを持って進む」「キックする」 ボールを味方にパスする時は、必ず自分より後方に投げなくてはいけません。 前方に投げると反則となります。 また、プレーヤーがボールを前方に落としたり、手や腕に当たったボールが前方に弾かれて進んだ場合も反則となります。
③プレーの再開

パスをとりそこねて前方に落としたり、ランニング中やモール中にボールを前方に落としたりすることで、相手ボールのスクラムでプレーが再開されます。
スクラム

スクラムは、フィールドオブプレーにおいて、互いにバインドして3列になった8人ずつのプレーヤーによって形成され、双方のフロントローは頭を交互に組み合います。組み合うことによってトンネルが形成され、そこに、双方のフロントローが左右どちらか片方の足でフッキングすることによりボールを獲得するよう、スクラムハーフがボールを投入します。
フリーキック

軽い反則があった場合、相手チームに与えられるキックです。直接ゴールは狙えませんが、タッチに蹴り出すと相手ボールでプレーが再開されます。
ペナルティーキック

重い反則があった場合に相手チームに与えられるキックです。直接ゴールを狙うことが可能です。タッチラインに蹴り出すとマイボールでプレー再開になります。
タックルこそラグビーの華

ラグビーの見どころはトライやゴールキックなどの得点シーンだけではありません。 タックルこそラグビーの華、見ていて最も興奮するところです。
小さな体で大きな相手に立ち向かっていくタックル
味方を鼓舞し試合の流れを変えるタックル
カラダを張って相手のトライを防ぐタックル
スクラム、ラインアウトのマイボール確保に注目

注目したいのはスクラムとラインアウト。 投入する側が、マイボールを確保できるかに注目。 ラグビーでは、ボールを投入する側が有利です。 なので、基本的にマイボールを確保できます。
無理してボールを奪いに行く
ボールは取らせて次のプレーに備える
スクラムでの意地と意地とのぶつかり合い

相手ボールにプレッシャーをかけて奪いにいく。 相手ボールを奪うのには、通常以上のパワーが必要です。 このパワーが出ているときの熱気と迫力。 会場で観戦していると伝わってきます。